富山地方鉄道射水線八ケ山駅は始発駅の新富山から2つめ、高山本線と北陸本線を跨いだ先にあり、ホームから階段を昇って少し高い位置に三角屋根の、まるでおとぎの国のようなかわいい駅舎が建っていた。 射水線八ケ山 S51(1976)/9/15
宿でくつろいでいると列車の気配を感じたので窓をのぞくと牧歌的な景色の中、西日を浴びた4連4丁パンタの通勤通学電車が通過するところであった。 射水線八ケ山~八町 S51(1976)/9/15
翌朝再び八ケ山駅へ向かい新富山行の電車を待つ。昨日見たような3輛連結がやって来た。「新富山⇔新港東口」の前サボを掲げたデ5039は3枚窓と深い屋根に付く大きな前照灯、パンタ引込線や頑丈そうな自連受けとその解放テコが印象的であった。 射水線八ケ山 S51(1976)/9/16
射水線新富山までは国鉄富山駅前から市内線に乗車した。富山市は人口規模の割には鉄道・軌道線が発達しているということを肌で感じたのを覚えている。とても大きな河川の印象を受けた神通川を渡った所に新富山駅前があり、そこで射水線に乗り継いでいる。行きも帰りもせっかく市内線に乗車したのに写真に残せなかったのは残念であった。