転轍器

古き良き時代の鉄道情景

東別府駅から見えた鶴見岳

 東別府は別府扇状地の南端に位置し、別府湾に面したなだらかな丘陵の背後に鶴見岳がそびえている。東別府を発車した客車列車の後追いにうっすらと雪化粧した鶴見岳が顔を見せていた。 522レ 東別府 S59(1984)/1

 別府のシンボル「鶴見岳」が扇状地に広がる別府市街地を見下ろす。東別府のホームからはこんなに間近に見えるのかと今更ながら気づく。きれいな車体の415系は側面方向幕の窓が設けられていた。 570M 東別府 S59(1984)/12

 気動車列車は三角発“火の山3号”折返しの豊肥本線乗入れ普通列車でR600のカーブで東別府へ入る。後方の山腹に湯煙がたなびく。 2744D 東別府 S59(1984)/12

 改札口ホーム側に取り付けられた行灯式駅名板。国鉄書体“すみ丸ゴシック”が何ともいえない心地よさを漂わせている。