転轍器

古き良き時代の鉄道情景

文通の写真から 各地の機関区で

 48635〔奈〕 奈良運転所 S45(1970)/2/15 撮影:MURAさん 所蔵:転轍手
 形式入プレートがひときわ目を引く48635〔奈〕はゼブラ模様の警戒色が施されているので入換機だろうか。給炭設備は容量の大きい石炭槽とガントリークレーンの組合せで威容を誇る。後方に見えるDF50はこの時関西本線も走っていたのだろう。

 C58264〔竜〕 竜華機関区 S42(1967)/8/13 撮影:MURAさん 所蔵:転轍手
 竜華機関区は抱き込み式の竜華操車場にあり、城東貨物線や関西本線D51・C58・9600・8620が、阪和線のEF52やED60が配置されていた。

 C5752〔豊〕 和田山機関区 S45(1970)頃 撮影:乙訓長岡さん 所蔵:転轍手
 和田山機関区はこの時は機関車の配置は無かった模様。C5752〔豊〕はこの後、筑豊本線は若松機関区へ渡り、C5553の後継機C5753のそのまた後継機として筑豊路を走る。スノウプラウと集煙装置装備の姿を見ると、若松で会った印象はまるで別機を見るようだ。

 C5795〔豊〕 豊岡機関区 S45(1970)/8/9 撮影:MURAさん 所蔵:転轍手
 豊岡機関区は山陰本線播但線宮津線D51・C58・C57が配置されていた。給炭槽は独特な形で石炭はクレーンで吊り上げるようだ。給砂塔も見える。

 D51758〔新〕 D51838〔新〕 新見機関区 S46(1971)/4/18 撮影:YAMAさん 所蔵:転轍手
 昭和46年4月、広島県島根県で行われた植樹祭でお召列車が運転された。当時の趣味誌で大々的に報道されたので記憶に残っている。手前D51758が予備機、D51838が本務機で鳳凰のエンブレムが印象的であった。

 C58194〔豊〕 豊橋機関区 S45(1970)/2/25 撮影:HAYAさん 所蔵:転轍手
 デフレクタの無いC58は何かC58らしからぬ機関車に見える。フロントデッキの歩み板に手摺りが付いているので入換専用機と思われる。豊橋機関区はこの時飯田線用のED17が居たようだ。

 28646〔佐〕 佐倉機関区 S44(1969)頃 撮影:中原街道さん 所蔵:転轍手
 昭和44年前後、佐倉機関区の8620は5輛が配置され、総武本線佐倉~銚子間、東金線・房総東線成東~大網・茂原間の貨物列車に運用されていたようだ。