転轍器

古き良き時代の鉄道情景

立野橋梁

 立野橋梁は立野駅近くの急峻な峡谷に架かる鉄橋で、南郷谷から流れる白川を望む絶景が展開していた。トレッスルという鋼製のやぐら状に組まれた橋脚の鉄橋はトレッスル橋と呼ばれ、雄大で美しい構造に魅了される。高森からの混合列車はC12222〔熊〕の牽引でゆっくりと山影から姿を現した。貨車の編成が長かったので最後の客車までは画面に収まらなかった。 混126レ 高森線立野~長陽 S47(1972)/3/29