転轍器

古き良き時代の鉄道情景

チキ3165


 チキ3000は長物車と呼ばれ、貨物列車の編成でよく見かけた形式である。積荷は決まって木材が多かったが、電柱やくい、鋼板、レールなどもあった。珍しいところではバスや戦車が積まれていたのも見たことがある。側面の柵柱は8本立つが左右アンバランスにレイアウトされているのがおもしろい。下回りは魚腹台枠が見え、台車はクラシックなアーチバーTR20を履き、片側ボギーの車輪はスポークとボックスの混合でとても模型的。 形式チキ3000 チキ3165 荷重35t 自重14.6t 大分 S45(1970)/9