転轍器

古き良き時代の鉄道情景

西武池袋線江古田

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 西武池袋線江古田駅上りホームから通過する池袋行急行電車を撮っていた。人物メインのネガに残っていたのを発見するも撮った記憶は残っていない。カラーネガは退色が進んでカラーモードはグレースケールに変換する他なかった。当時何の感慨もなかった私鉄沿線風景は今振り返ると駅周辺の店舗がひしめき合う活気ある街並みに目がいく。今ならとても気になる居酒屋の看板や、広告サインのロゴ体に時代の経過を痛感する。場内信号機をよく見ると背面に本線側は11R、待避線側は12Rと標記されている。 西武池袋線江古田 S58(1983)/11/20

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 ホームに人影は見えない。4番線に各駅停車が退避、3番線を急行電車が駆け抜けて行き、東長崎側の大きなカーブに弧を描いて見えなくなる。跨線橋やホーム上屋、ホーム壁面の仕様などはこの線の歴史を感じさせられる。 西武池袋線江古田 S58(1983)/11/20