転轍器

古き良き時代の鉄道情景

49675


 苅田港へ運ばれる石灰石とセメントが満載された重量列車を押して油須原に到着した49675〔後〕。補機はここで開放されしばし休んだ後、単機で後藤寺に戻る。デフ無し、化粧煙突のスタイルは重厚感がある。「架線注意」標識はフロントデッキとサンドドーム、テンダに計4枚が掲げられ、キャブ裾の点検窓は蓋が付けられていて、他のキュウロクとは若干ちがう装備のように見える。 田川線油須原 S48(1973)/3/31