転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大貞公園の引込線 耶馬渓線1444号

昭和40年代初頭の私の小学生時代、耶馬渓線の線路とは全く異なる別の場所に線路が敷かれているのを発見した。線路はあるのに汽車は来ない、それはとても不思議でならなかった。謎と不可解を抱えていたある時、「なかつこうはん」という工場があることを知り…

追跡 工9692レ

田植えの準備が始まった庄内谷にDE10牽引のヨ8000+ホキ800×4+ヨ8000の編成が現れる。大分川左岸の台地からは天神山駅周辺の中山間地域を望める。線路は上り勾配が長く続き、上り列車は厳しい登り道となる。 DE101172〔大〕が唸るエンジン音が水を張った田…

鉄道風景懐古 日田

朝霧たちこめる早朝の日田駅。上り3番列車鳥栖行はD6064〔大〕の牽引で、勢いあるドラフトと激しいドレンを構内に響きわたらせて分岐器を踏みしめて進む。2本の出発信号機が並ぶ信号塔に圧倒される。 624レ 日田 S44(1969)/4/1 底霧に包まれた神秘的な景色に…

阪和線 山中渓

撮影時、阪和線の旧形電車はクモハ60とクハ55が50輛、72系が31輛、70系が28輛鳳電車区に配置されていた。新性能化に向けて103系と113系の増強が図られ、旧形は昭和52(1977)年春に姿を消したと聞いた。 クハ76とモハ70で組まれた区間快速が府県境の峠越えに挑…

阪和線 紀ノ川橋梁

名古屋と天王寺を結ぶ特急“くろしお”は秋田からのキハ81が加わって増強が計られていた。関西本線・伊勢線・紀勢本線・阪和線を駆けて紀伊半島を回る。キハ814〔天ワカ〕先頭の堂々10輛編成の2D“くろしお2号”の勇姿。 オレンジ色の旧形4輛編成、クモハ60+サ…

別大線大分駅前 昭和43年

別大線新旧の2輛が大分駅前ですれちがう。どちらも「新川行」を掲出している。手前100形は昭和初期の製造で8輛が稼働し、連結器を取付けて総括制御方式へ改造された150形も同数が動いていた。奥の500形は昭和30年代製で7輛の内503~507がワンマン対応車であ…