転轍器

古き良き時代の鉄道情景

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

急行“しいば” 下り1号 上り1号2号の謎

西鹿児島発別府行508D“しいば2号” 西鹿児島 S49(1974)/12/28 写真:BBSさん 別府と鹿屋・西鹿児島を結ぶ急行“しいば”は撮影時、下りは“しいば1号”の1本、上りは“しいば1号・2号”の2本で運転されていた。朝の別府発は鹿屋行2輛を含む12輛編成で下っていた。西…

富士川橋梁

富士川は南アルプスに源を発し駿河湾に注ぐ大河で、東海道本線は富士駅と富士川駅の間を571mの富士川橋梁で渡る。「一級河川富士川」の標識の脇に3線の鉄橋が架かっている。線路の無い右側のトラスは明治時代架設の旧下り線、EF6523〔稲二〕牽引の貨物列車…

タキ11000

タキ11085 形式タキ11000 日本石油輸送株式会社 石油類専用(除ガソリン) 燃31 脇本駅常備 網走 S55(1980)/3 積荷標記「ガソリンを除く石油類」から軽油もしくは重油が積荷と思われる。A重油はディーゼル燃料、B・C重油はボイラーや加熱炉用燃料とのこと。外…

暖房車マヌ34

マヌ3416〔東コフ〕 品川客車区 S44(1969)頃 写真:中原街道さん 九州人の私は暖房車を見たことが無いので縁はなかったが、鉄道趣味雑誌を読むようになって(昭和43年頃)暖房車を知り、不思議な謎の客車として興味を抱いていた。「鉄道ジャーナルNo.22」所収…

八幡大カーブの夜行列車

山陽新幹線が博多へ到達する前は、東海道・山陽・九州線でさまざまな長距離夜行列車が運転された、いわばブルートレインを始めとする夜行列車の黄金時代であった。ダイヤ改正2週間前に線路端さんが八幡の大カーブで興味ある列車を記録されていた。 昭和50(19…

関ケ原越え キハ181系特急“しなの”

中津川~長野間の電化で特急“しなの”は電車381系6往復、気動車キハ181系2往復の計8往復で運転され、気動車1往復は大阪まで足を延ばしていた。 大阪発長野行“しなの5号”は雪景色の東海道本線を行く。時刻表の編成表では食堂車欠車の9輛編成となっていたが、写…

鳥居峠 キハ181系特急“しなの”

ヨンサントオで登場した新系列特急気動車キハ181系は、名古屋と長野を結ぶ“しなの”でデビューした。キハ82マスクの先頭車は角形のライト回りが精悍な表情を作り、中間車は屋根上の重量感溢れる放熱器が最大の特ちょうであった。1往復の“しなの”は昭和46(1971…

木曽路を行く12輛編成

雨に霞むアンダートラスの子川橋梁を長編成の気動車列車が渡る。名古屋発長野・南小谷行“きそ2号”は長野行8輛に松本までの2輛、大糸線南小谷までの2輛を加えた12輛編成で運転されていたようだ。 801D 中央本線中津川~落合川 S45(1970)/7/30 写真:HAYAさん …

仙台市電

「八幡町」を掲げた400形401はビル街の南町通を抜けて西公園通へと進路を北西に向ける。2系統は長町駅前から一番丁、大町西公園を通って八幡町へ至る。 仙台市交通局一番丁中央郵便局付近 前面3枚窓の3000形3001は6系統「八幡町」を掲げている。後方は100形1…

沖代平野の耶馬渓線 昭和45年夏

中津平野は周防灘に注ぐ山国川から駅館川流域の広大な平野で、「沖代平野」とも呼ばれていた。耶馬渓線の上り気動車列車に八幡前から乗ると、切り通しを過ぎた辺りから長い下り坂が続き、運転席となりの窓からは壮大な景色を楽しむことができた。田畑が一面…

通信線電柱のある風景 各地にて

田川線勾金駅を行橋側から見たところ。船尾へ戻る石灰石返空編成が通過中。線路沿いのY字形の電柱とその後ろに背の高い電柱が建っている。 勾金駅から東へ、内田信号場方面へ歩く。2通りの電柱の電線は線路から大きく外れ画面左へ流れる。場所が決まらないま…

畑作の台地を行く 大野郡三重町

豊肥本線三重町と菅尾の間は大野川から離れて田畑の広がる台地を通りぬける。菅尾を出た上り貨物列車はランボード一直線の59670〔熊〕の牽引で畑作地帯をゆっくりと進む。渦を巻くような煙を吐いているので化粧煙突と相まってまるで回転火の粉止めが付いてい…