
富士川は南アルプスに源を発し駿河湾に注ぐ大河で、東海道本線は富士駅と富士川駅の間を571mの富士川橋梁で渡る。「一級河川富士川」の標識の脇に3線の鉄橋が架かっている。線路の無い右側のトラスは明治時代架設の旧下り線、EF6523〔稲二〕牽引の貨物列車が行くのが大正時代架設の下り線、画面左が昭和30年代架設の上り線で、旧上下線のトラス橋は時代の移り変わりと共に複雑な変遷があるようだ。
昭和57(1982)年の台風で2列のトラス橋の一部が流されたのはテレビ映像で衝撃を受けたのでよく覚えている。大動脈ゆえに早期に復旧されたのも記憶に新しい。 東海道本線富士~富士川 S49(1974)/7/28 写真:BBSさん
EF65一般形は昭和50(1975)年の配置表によると、稲沢第ニ51/米原2/吹田第二44/岡山30の分布であった。運用範囲は汐留・東京貨物タ―ミナルから幡生(操)まで広範囲に及び、一部首都圏は隅田川まで、岡多線は北野桝塚まで、赤穂線と宇野線にも乗入れていた。一般貨物から地域間急行、特急貨物Bまでをこなし、EF65F形との共通運用もあったようだ。