転轍器

古き良き時代の鉄道情景

宇部線・小野田線の旧形国電

クモハ41024〔広ウヘ〕
 小野田駅1番線に宇部新川往復のクモハ41+クハ55の2輛編成が待機していた。クモハ41は前面部分が緩やかなカーブを描く半流線形で、黄色の警戒色が良いアクセントとなっていた。側面はウインドシル・ヘッダーのリベットや運転席の扉、床下の配管、前面は大形前照灯とその両サイドの足踏板など、旧形国電ならではの渋い雰囲気を漂わせている。 小野田 S52(19877)/8/8

クハ55009〔広ウヘ〕
 顔はクモハ51と比べるとあっさりとシンプルに感じる。クハ55はいろんな顔があり、違う形式と思っていると同じクハ55だったりして旧形国電の形式の難しさを痛感する。宇部線小野田線はクモハ41・クハ55が中心となり、クモハ40・クモハ42・クモハ51が活躍していた。 小野田 S52(1977)/8/8