転轍器

古き良き時代の鉄道情景

157系


 157系は好きな電車だった。クモハ157の2枚窓とキハ82にも似た塗分けとカラーリング、モハ156の2丁パンタが魅力であった。夕闇の伊豆半島を終着伊豆急下田をめざして疾走する観光特急“あまぎ3号”。昭和51年1月号の時刻表から3025M“あまぎ3号”の時刻は次の通り。東京14:50ー横浜15:17ー熱海16:15ー伊東16:41ー伊豆急下田17:34。 3025M“あまぎ3号” 伊豆急行線片瀬白田 S51(1971)/2/6

 伊豆急下田12:00発東京14:35着3024M“あまぎ2号”が白糸川橋梁を渡る。7輛の基本編成の上り寄りにクモハ+クハの2輛が付いて9輛編成になっていて、7号車と8号車は非貫通なのがおもしろい。先頭車と2丁パンタ車2組が眼前を通過するのは迫力がある。 3024M“あまぎ2号” 東海道本線根府川〜真鶴 S51(1976)/2/7